沖縄に来てまで車中泊? 蒸し暑そうだし無理!
確かに、その通りです。
しかし、沖縄で車中泊する魅力はあり!
- 夜にひっそりとした沖縄の自然を満喫できる
- 行動の自由が広がる
- 割高なホテルを避けられる
でも、沖縄は小型車のレンタカーばかり、小さな車で車中泊できるの?
大丈夫です、沖縄で小型車のレンタカーで車中泊するコツを教えます。
沖縄で小型車のレンタカーでは車中泊が難しい理由
沖縄のレンタカーの大半がトヨタのヤリス、日産のノート、クラスの小型車。
走行性能、燃費、快適性、格段に良い車ですが、車中泊には向いていない。
1番の問題は、シートがフルフラットにならないことで、小型車は前席の居住性だけを重視していて、シートがしっかりしているので後席と繋げられないのです。
レンタカーをリーズナブルに予約すると小型車なので、どのように快適に車中泊するかコツを教えます。
メモ
軽トールワゴンやキャンピングカーは車中泊向き
車中泊をすると決めているなら、トールワゴンの軽自動車をレンタルするほうがフルフラットになるのでより快適。
そして、余裕があるならキャンピングカーのレンタカーを借りれば車中泊には最適です。
小型車レンタカーの車中泊スタイル
小型車の車中泊スタイルは「エコノミークラスシートスタイル」です。
飛行機のエコノミークラスの国際線で眠るときと同じく座って眠るということ。
シートを一番うしろまで下げ、リクライニングを最大に倒して眠ります。
小型車は、シートのリクライニング、足元の広さ、周りの音の静かさ、全てにおいて勝っていて快適です。
これだけでも車中泊は出来るのですが、沖縄についてから少しグッズを足せば快適性がアップです。
沖縄到着後に百均で手に入れる車中泊グッズは?
沖縄に到着して車中泊スポットへ向かう前に百均ショップへ寄ってください。
やんばるの森など車中泊しやすい人が少ない地域にはないので、那覇空港から目的地までの街で寄ります。
百均で購入するのは、枕にするクッションと目隠しカーテン、そしてフロントガラスのサンシェード。
枕にするクッション
飛行機のエコ席で使う首枕で十分じゃなのと言われると、たしかにそれでも大丈夫ですが、沖縄の湿度と暑さで首周りが暑苦しくなるのでおすすめしません。
百均のクッションか枕、300円〜500円クラスを購入して枕にするとレンタカーのシートに座っての睡眠が格段に快適になります。
裏技としては荷物の中の衣服を丸めて枕代わりにする手もあります。
目隠しカーテンとサンシェード
目隠しカーテン、サンシェードは外からレンタカーの内部を見えずらくし、街灯の光を遮ぎります。
車中泊では一般的な各車専用のガラスを覆うシェードほどに完全ではないですが、9割は覆われるので外部と遮断される感覚を得られます。
百均のグッズは沖縄から旅立つ時には捨ててもよいし、今後のために自宅に持ち帰るもあり。
沖縄で車中泊の敵は湿度
沖縄で車中泊するときに苦しく感じるのが、トロピカルな熱帯の気候、湿度が高く暑いのです。
沖縄は東京と比較して夜間は海風のお陰で涼しいのですが、車の中は蒸し蒸し。
車の外に出ると爽やかで涼しいのに、レンタカーの中に戻ると蒸し蒸しする理由は、自分自身の体から発する熱で車内の空気を温めてしまうのです。
だからといって、窓を開けると虫が来るので厳しい。
電池式の蚊取りをつけて窓を開ける方法もありますが、他にもで光に寄ってくる虫がいるし、窓を開けたままだと不安で眠りにくい。
なので、寝るときはクーラーを5分程度の短時間つけて車内の湿度を下げて眠るのがコツ。(※ 必ず内気循環モード)
クーラーには湿度を取る機能があり、湿度を下げることで快適になります。
これで、少しは汗ばみますが眠れます。
もし、夜に暑くて蒸し蒸しで目が覚めたときは、再びクーラーを短時間まわすとよいですね。
注意
くれぐれも、エンジンをかけたまま眠らないように!
- マフラーの熱で火災
- 排気ガスが車内に入り一酸化炭素中毒
等の危険があります。
夏に沖縄で車中泊するなら電気自動車
ここまで読まれてピンと来た方もいると思います、
電気自動車のレンタカーにすればエアコンをつけたままで眠れるのでは?
その通りです。電気自動車ならエアコンをつけたままでも危険無く快適に眠れます。
わたしはふと思いついて日産のリーフを借りて試したことがあり、朝までとても快適に眠れ、十分に充電したバッテリーは朝まで問題なく持ちました。
車中泊の初日、首の寝違えに注意
車中泊に慣れている私でも、久しぶり車中泊の初日は疲れます。
2日目からは体が慣れて大丈夫なのですが、家で寝ることから車の中で寝るに環境が変わるので身体が無意識に緊張します。
特に、気をつけてほしいのは首を寝違えやすい方、しっかりと首のストレッチとマッサージをしてから車中泊してください。
首を寝違えると、その後の沖縄旅行が台無しになっちゃいます。
まとめ
沖縄で小型車のレンタカーで車中泊するコツをまとめると、
- 飛行機のエコシートスタイル
- 百均でクッションとカーテンシェードを手に入れる
- 短時間のエアコンで湿度を下げる
車中泊を沖縄旅行のオプションに加えると沖縄ドライブ旅行の幅が格段に広がります。
道の駅で快適に車中泊するは勿論、ダムの駐車場で星空を見上げて眠る、ビーチ沿いで波の音を聴きながら車中泊、等など自由な旅行を楽しめます。
ついでに、馬鹿みたいに高いハイシーズンの沖縄のホテル費用も節約できるので、沖縄でレンタカーで車中泊はおすすめです。